こんにちは山梨県大家の会です。今回は築古物件の在来工法タイル風呂をユニットバスにリフォームする方法や費用明細について記載していきたいと思います。

この物件は補助金を使ってリフォームを行なったため、かなり安くユニットバス化(ユニットバスはハウステックの1216型)をする事ができました。

一戸建ての在来工法タイル風呂

画像は投資物件の在来工法のタイル風呂(浴室)です。「給水管」「給湯管」「追い焚き」は約10年前に新しくしているようですが、露出配管でカッコ悪いですし、浴槽も状態が悪かったので思い切ってユニットバスを導入しました。

補助金がない場合

今回の一戸建ては補助金が半額出たので在来工法のタイル風呂(浴室)をユニット化しましたが、補助金がでなければ給水と給湯の位置をずらしてバスパネルペディシート・塗装で表層だけやって終わりにしたかもしれません。浴室の中に露出で配管するのは流石にカッコ悪いので、そこは工夫して隠蔽したと思います。

在来工法浴室の解体工事・土間工事

ユニットバス化工事で初めに入るのが解体工事(はつり工事など)です。電動ハンマー(はつりハンマー)で業者がタイルやコンクリートをガンガン斫りました。

その後、土間コンクリート打設を行い、外から来ている給水管・給湯管に新しいポリエチレン管を繋げて、ペアホースの逃げ配管(先行配管)を行います。

ユニットバス組み立て・完成

逃げ工事を行った後はユニットバスの組み立てです。afterとbeforeは上記の通りで見違えるほど綺麗になりました!!

初めは下記のような標準モデルで施工しようと考えましたが、最終的には少しグレードの高いものを利用しました(標準モデルとは「照明」「水栓・シャワーヘッド」「アクセントパネル」が異なります。また、換気扇などをオプションで取り付けています)。

今回のユニットバス化のリフォーム費用明細は下記のようになっており、標準モデルならば50〜55万円程度が相場でしょう。

ユニットバスにする事で5000円程度(年間6万円程度)の賃上げ効果は期待できるので、実費(約31万円)で計算すると5年程度で回収する事ができる計算です。

リフォーム費用明細

会員向けに公開しています。

在来工法タイル浴室のユニットバス化リフォームの費用明細は上記の通りです。これまでの経験上、古いユニットバスを新しいユニットバスにする場合、30万円前後で行う事ができます(1216や1116型の場合)。

また、複数業者に相見積もりを行えば、在来工法タイル浴室のユニットバス化でも50万円前後の見積もりが出てくる可能性は高いです(今回の物件では補助金を使う代わりに業者の縛りがあったため、相見積もりは行いませんでした)。

工法費用の目安
古ユニット→新ユニット30万円前後〜
在来型浴室→新ユニット50万円前後〜

なお、別物件・プロパン業者見積もりですが在来型浴室→新ユニット(ハウステックの1116型標準タイプ)で58.5万円の見積もりが出ているので今回の62万円もそれほど高い金額ではありません。

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在来工法タイル浴室をユニットバス化まとめ

いかがだったでしょうか?築古一戸建て物件の浴室リフォームの詳細は上記の通りです。この物件では補助金を使うことができたため、実費31万円程度でユニットバス化を行うことができました。

不動産投資では「安く良い物件を仕入れる」「安く良いリフォームを行う」の2点さえ抑える事ができればある程度の成功は保証されています。

山梨県大家の会ではリフォーム情報や補助金情報、物件情報などを含め大家業に役立つ情報の共有を目指しております。今後ともよろしくお願いします。

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